うららか日和

美しい自然とつながり 心やわらかに感じたままを大切に

緩んでいく気持ち

父との何気ない会話をする中で

幸せな気持ちになることがありました。

 

父の子ども時代の話を聞いていました。

懐かしそうに、その頃に戻ったように

私に話をしてくれている姿を見て

何だかあったかい気持ちが

こみ上げてきました。

 

何でもない普通の話だけど

”父とこういう風に話をしたかったんだあ”

”一緒に笑い合いたかったんだあ”

と怖い父に対する気持ちが

緩んでいくのが感じられました。

 

緩んでいくと

あったかく感じる感情が

あふれる涙となり

浄化されているようにも

感じました。

 

父は厳しく

言うことを聞かないと怒られる、

怖いというイメージです。

 

いつも分かってもらえないという

想いもわたしの中にはあり

素直に自分の気持ちも言えないし

わがままを言えないのも

怖さがあるからだと思っています。

 

自分を素直に出しても

大丈夫なんだということも

今は分かってはいるのですが

体がついつい反応してしまいます。

 

だけど、今日感じた

あったかい気持ちは

強張ってしまうわたしの心を

緩ませてくれるものでした。

 

わたしにとっても

どこか懐かしい感情のようにも

思えました。

 

小さい頃の記憶って何も

思い出せないのですが

何となく

小さかった頃はこんな気持ちで

父親と接していたのかなあ

なんて思いました。

 

そんなほっこりした日ですが

気持ちが大きく変わってゆく自分を

感じられた日でもありました。

 

自分を守っていた壁は

もう必要なくなっていくのかも

しれません。

 

これからはあたたかさも受け取り

心を緩ませて楽にしてあげようと

思います。

 

そして両親にも

心を込めて感謝していきたいなと

思いました。

 

 

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