うららか日和

美しい自然とつながり 心やわらかに感じたままを大切に

豊かな土壌

久しぶりに畑の投稿です。

 

去年の春に植えたブロッコリー

たくましく成長していたのですが

葉っぱがきれいになくなり

 

たくさんの小松菜や

イチゴの葉っぱもきれいに

食べられてしまっていました。

 

鹿のフンがあったのですが

鹿のせいでしょうか

他の動物でしょうか

山の中は豊かそうに見えるのですが

食べ物がないんでしょうかね。

 

周りには畑がいくつもあり

白菜などの野菜もたくさん

育っているなか

わたしの小さな畑の

小さなお野菜を食べに

きてくれるなんて

やっぱり美味しいのかな?

なんて思わせてもらっています。

 

そう思うと

わたしの野菜で良ければどうぞお食べ

という気持ちにもなってきました。

 

そして畑の土の中では

もぐらさんたちが活発に

なってきているようで

土を掘ったお山が

あちこちにできています。

 

もぐらさんにはどんな働きが

あるんでしょうかね。

 

土の中って目に見えないから

わからないですが

植物にとっては地下部分でも

大事な働きがあるようです。

 

 

 

 

種は発芽する前にまず発根するそうです。

光と水を得てスイッチオンされ

発芽し双葉が出てきて

光合成をします。

 

そして光合成をするとデンプンができて

菌根菌という根っこに住みつく菌に

デンプンを与えます。

本葉が出てきて花や実をつけていきます。

 

これが地上部分の植物サイドです。

 

そして根っこにいる菌根菌たちは

遠くにある窒素やリンなどの

必要な栄養素を

根っこは取りに行けないから

菌たちが菌糸状に連なって

取りに行っているそうなんです。

 

この地上部分と地下部分の

関係性を「共生」と言い

ずっと昔から木や草など植物は全て

お互いに栄養を供給しあっていたそうです。

素晴らしいですね。

 

様々な根っこがはりめぐらされると

色んな菌が守ってくれるようですし

菌根菌の仲間には

ふかふかの土を作ってくれる

菌もいるようです。

 

土壌がどんどん豊になると

菌根菌は減っていき

足らない土壌へと移っていくようです。

 

栄養過多になることもなく

栄養失調になることもなく

微妙なバランスの中にいるそうです。

 

こんなことを知っていくと

ますます大地や自然を

大切にしていきたいなと

思ってしまいます。

 

私たち人間だけの力ではない

目に見えないところでの

おはたらきに感謝したいですね。

 

ありがとうございます。