うららか日和

美しい自然とつながり 心やわらかに感じたままを大切に

母なる存在

今まで私なりにこのブログを

書くことによって

自分と向き合ってきたのですが

盲点だったというか

眼中になかったというか

全く見ていなかったものが

あったのです。

 

それは

『母』

のことです!!

 

ずっとずっと父との関係を

あーだ、こーだと

改善しようとしていたのですが

父のことを丸ごと受け入れられたら

母がひょっこりと顔を

出してきたのです。

 

母を観察してみると

私にとって手強い大きな壁に

感じていた父に

あれこれとあっさり指示したりして

自分の空間を居心地よく

しているではありませんか!

 

さすが『母』です。

 

父は文句言いながら

私に同意を求めてきますが

言われたことはきちんとやっています。

父も母には頭が上がりませんね。

 

母はどうかというと

父の愚痴をさらっと聞き流し

毎日花や野菜を愛でながら

豊かな環境にしてくれています。

 

わたし、ハッ!としました。

 

この父の愚痴や感情を

子どもの頃から敏感に感じ取り

受け取ってきたものが

今までのわたしを形作って

きたのではないかと。。。

 

私にとって父は怖い存在だったので

母のことはお嫁に来て大変だったし

苦労してきたんだろうな

可哀想だなって同情していた節が

あります。

 

そんな風に思っていたので無意識に

母のようにはなりたくないと

思っていたということも

ありえますね。

 

とはいえ

今の母からは悲哀な雰囲気は

全く感じられずとても豊かですし

逆に父の方が可哀想に見えてきました。

 



 

そして2、3ヶ月前に見た夢を

思い出しました。

 

それは暗い夜、導かれながら

がれきの道を歩いていくと

神殿みたいなところに辿り着き

そこには門番がいました。

 

その門番は父で

その後ろの神殿の上には

目に見えない大きな存在の母が

わたしに話しかけてきたのです。

 

わたしが辿り着いた所は

母のいる神聖な場所でした。

 

私が苦しくなったり

うまくいかないのは

父が厳しかったからだとか

自由にさせてくれなかったからだ

とかいって

父を悪者にしていましたが

ただ門番として守っていただけ

だったんですよね。

 

門番の先には母なる神聖な場所が

待っていたということでしょうか。

 

夢に繋がっていくなんて

面白いなって思いました。

 

何だか私は母のように

優雅に豊かになりたくなってきました。

 

これからは母を意識して

心豊かな部分を真似てみようと

思います。