うららか日和

美しい自然とつながり 心やわらかに感じたままを大切に

タネを守ってあげたい

お天気続きで雨が降らないので

野菜の芽がどうなっているか

気になっていたので

昨日は畑へ行ってみました。

 

先週はハクビシンアナグマ

畝を荒らされていましたが

半分くらいの芽は無事でした。

 

今回はというと

また荒らされていて

芽は消えてしまい

ほぼ全滅でした。

 

どうやらえミミズを食べに

来ているようですね。

ミミズがいるということは

土も肥えてきていて

生き物が住めるように

なってきたという

嬉しいことではあるのですが

なんか悲しいです。

 

野菜作りの講座の中でも

荒らされたり

種がうまく育たなかったり

したらすぐに切り替えて

新しく蒔き直したりしてください。

ということだったのですが

種をまくたびに荒らされては

流石に意気消沈してしまいます。

 

どうすればいいのか

思い通りに野菜を作れるのか…

 

自然や動物、虫たちと

調和させることって

難しいなと感じてしまいます。

 

地上でも土の中でも

全てのものが

お互いに交じり合い関わり合い

働きかけながら生きている

ということを

講座などを通して

学ばせてもらっていますが

自然というのは

本当にバランスがとれていて

豊かなんですよね。

 

 

 

そんなことを考えていて

実際にわたし自身は

どうなのかというと

バランスがとれてなくて

これがいいんだと思うと

そこに偏ってしまう自分が

いるということに気づき

ただいま反省&修正中です。

 

野菜作りも自然農がいいと思い

種も土も何もかも

自然のものでなければ!!と

ガチガチに偏っていました。

 

野菜も種からとか

畑に囲いもせずに作りたいとか

完璧なものにしようとする癖を

改めて教えてもらえたような

気がしました。

 

今回のアナグマさん達の件で

最初から完璧なものをするのでなく

土地の状態や環境によって

必要であれば緩めてもいいんだと

緩めて調和すれば

そこには豊さがあるのかもしれないと

思うようになってきました。

 

苗を買って植えてみたり

米ぬか等で土の様々な菌の

繁殖を促したり

畝の周りだけネットを

張ってあげたり

最小限のことは取り入れつつ

大事な種を守ってあげて

育ててあげたいなと

思いました。

 

こうだ!と思ったら

行き着くとこまで行って

しまうのですが

そこから折り返して

バランスをとっていくのが

わたし流なのかもしれません。

 

偏った完璧にしたがる思考も

野菜作りをしながら一緒に

調和させていけると

いいなと思います。

 

自然農法の基本の部分は

ブレずに持ちつつ

学んだことを実践してみて

うまくいったことも

うまくいかなかったり

失敗したりすることも

そこから得られるものを

自分の知識、糧として

積み重ねていきたいですね。

 

そして、それらを生かせるように

なった時には

豊さや喜びあふれる

畑になっているのかも

しれません。

 

そんな恵みいっぱいの

畑になることを

夢見ながら

いろいろ試しながら

やっていこうと

思います。